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『踊り子』と『お風呂』 [紙ジャケ]

長いあいだ廃盤だったマーティ・ペイチの人気盤『The Broadway Bit』と『I get a boot out of you』がついに!
ついに11月26日、Warner Music から紙ジャケでリリースされる。
今回は24ビットのデジタル・リマスター、SHM-CD でのリリースだ。


タンパ・レーベルに残したアート・ペッパー(as)との共演盤でも有名なマーティ・ペイチは、ウエスト・コーストを代表するピアニスト、アレンジャー。
そのペイチが1959年にワーナー・ブラザーズ・レーベルに残した2枚のビッグ・バンド・アルバムが『The Broadway Bit』と『I get a boot out of you』で、いずれも「The modern touch of Marty Paich」というサブ・タイトル?がついている。

アート・ペッパー(as)やビル・パーキンス(ts,as)といったウエスト・コーストを代表するミュージシャンに、当時は西海岸で活動していたスコット・ラファロ(b)が加わった豪華なメンバーが繰り広げるすばらしい演奏、しゃれたアレンジ、そしてそれに花を添えるジャケット。
いわゆるジャケ買いでまずリストにあがるジャズの定番がこの2枚だった。

The Broadway Bit』(通称『踊り子』)は自身のピアノのほか、ステュ・ウィリアムソン(tp)、アート・ペッパー(as)、ビル・パーキンス(ts)、ジミー・ジュフリー(cl,bs)、ヴィクター・フェルドマン(vib)、スコット・ラファロ(b)、メル・ルイス(ds)といったメンバーで「It's All Right with Me」、「If I Were a Bell」など9曲を収録。

   mp01.jpg

I get a boot out of you』(通称『お風呂』)ではペイチはアレンジと指揮に専念し、ペッパー、パーキンス、フェルドマン、メル・ルイスのほかに、コンテ・カンドリ(tp)、ジャック・シェルドン(tp)、ラス・フリーマン(p)、ジョー・モンドラゴン(b)などが加わって、「Love for Sale」、「コートにすみれを Violets for Your Furs」など8曲を演奏している。

   mp02.jpg

探検隊さんの掲示板にルーディさんが書いていらしたが、前回の紙ジャケは12年前だそうだ。
あのときは実物を目にする間もなく売り切れちゃったからな~。
これは買うしかありません^^

ちなみにグーグルのイメージ・サーチで「お風呂ジャケ」を検索すると、こんなんがたくさん出てきますけど…(笑。

   mp03.jpg
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コメント 11

ouichi

遼さん、こんばんは。
お風呂ジャケ気に入りました。
なんだかかわいい表情ですね。

なんとスコットラファロがベース弾いてるんですね。
エヴァンス好きとしては気になります。
ジャケも良いしラファロの演奏も聴きたいし
買ってみようかな。
by ouichi (2008-08-13 15:02) 

路傍の石

『お風呂』ですけど、拙も内容よりもそのジャケに惹かれて買いましたね。といっても拙が購入したのは、92年頃国内のM&M ENTERPRISESという個人経営のレーベルから出されたアナログ再発盤。内容的には典型的なウエストコースト・ジャズのビッグ・バンド・セッションです。

ジャケのせいでやや過大評価されている気がしてあまり聴き込まなかったんですけど、わが家を探索して引っ張り出し久しぶりにターンテーブルに乗せてみました。

どちらの盤も錚々たるメンバーが顔を揃える、それだけでも垂涎の盤ですね。アート・ペッパー、スコット・ラファロ、それと拙の好みではコンテ・カンドリ、ビル・パーキンスといった人選に興味を惹かれます。お馴染みのスタンダードナンバー中心の選曲なので聴き応えはありますが、アレンジの良し悪しにバラツキがあるかな(笑)。

『踊り子』でのスコット・ラファロは存在感こそありますが、ややおとなし目ですね。アート・ペッパーも流麗さは今ひとつ。ちなみにスコット・ラファロを聴くならば、ブッカー・リトルのTIME盤、女流ピアニスト パット・モラン『THIS IS PAT MORAN』(ピアノの鍵盤の上に踵を乗せる真っ赤なハイヒール、その向こうにぼんやりと見えるベーシストとドラマーという斬新な構図は見もの)、ビバリー・ケリー『SINGS』などほかにも極めつけの名盤はあります。そうそう、『踊り子』や『お風呂』、そして『THIS IS PAT MORAN』など、ジャズにはジャケが美味なコレクターズ・アイテムがゴロゴロしてますね。拙が失念している盤もまだあるので、またうちのライブラリーを探してみようっと。
by 路傍の石 (2008-08-13 17:24) 

路傍の石

中途半端な書き方になってしまいましが、『踊り子』『お風呂』両盤とも92年頃にM&M ENTERPRISESからアナログでリイシューされていて 拙が所有している盤もそれです。また、『踊り子』のアナログは数年前に輸入盤で、『お風呂』は現在LP TIMEという海外のレーベルから紙ジャケで出ています。
by 路傍の石 (2008-08-13 17:35) 

parlophone

ouichiさん、こんばんはー。

>なんだかかわいい表情ですね

そうですよね。
けっして美人というわけではないけれど、ボーイッシュでキュートですよね♪

>ジャケも良いしラファロの演奏も聴きたいし

ラファロは『踊り子』のほうしか参加してないんですが、こっちも素敵なジャケなんでぜひ聴いてみてください。
ちなみに奥の女の子が読んでいる雑誌はなにげに『down beat』です^^
by parlophone (2008-08-13 20:21) 

parlophone

路傍さん、こんばんはー。
丁寧で詳しい解説ありがとうございます。

>92年頃国内の…個人経営のレーベルから出されたアナログ再発盤

へえ、そんなのがあったんですか。
数年前に輸入盤をディスク・ユニオンが販売してたのは記憶があるんですけどね。

>拙の好みではコンテ・カンドリ、ビル・パーキンスといった人選

コンテ・カンドリは渋いですね。
西海岸では有名なミュージシャンだけど、日本ではほとんど人気もないですからね。

>アート・ペッパーも流麗さは今ひとつ

59年というとペッパーにとってはかなり不調の時代ですよね。

>スコット・ラファロを聴くならば…

ブッカー・リトルのTIME盤やパット・モランは有名ですね。
ビヴァリー・ケリーは失念してました。
『SINGS』ですか。
ちょっと探してみようかな^^

>『お風呂』は現在LP TIMEという海外のレーベルから紙ジャケで出ています

ぼくも『レココレ』の広告で見ました。
うえの『お風呂』ジャケはどこから引っ張ってきたのか忘れちゃいましたが、右上にWARNER のロゴがありませんね。
いま出てる紙ジャケもロゴはないと思います。
今度の紙ジャケはWarner からの復刻なので、そのあたりもきちんと再現されてると思います。
そういうところも楽しみですよね。
by parlophone (2008-08-13 20:54) 

MASA

ジャズには内容二の次でジャケだけで人気があるアルバムって多いですよね。
この2枚のアルバムもそんなイメージが強いんですが、実際どうなんでしょう?
私があまり好きじゃない某ジャズ評論家が薦めたりすることもあり、この2枚は今まであんまり聴きたいと思ったことがありません。
ウェスト・コーストの白人ジャズがイマイチダメって理由もあるんですけど^^;

でも遼さんが薦めるんならこの機会に紙ジャケ買って聴いてみようかなあ〜。


by MASA (2008-08-13 23:51) 

parlophone

MASAさん、どうもです。

>内容二の次でジャケだけで人気があるアルバム

ぼくがジャズを聴き始めた70年代前半ごろ、このアルバムを名盤と呼ぶ人はだれもいなかったと思います(笑。
そういう意味ではやはりジャケ人気のアルバムですね。
12年前の紙ジャケ化でこのアルバムのことを知った人も多いと思います(ぼくもその一人ですが)。

>あまり好きじゃない某ジャズ評論家

だれのことでしょう。
気になるなあ…うひひ。

>ウェスト・コーストの白人ジャズがイマイチダメ

たしかにきっちりとアレンジが決まっていて、ジャズ的なスリルに欠ける感じはありますよね~。
でもけっして悪いアルバムではないと思いますよ。
まあ内容的にはABCでいえばB+というところでしょうか^^
アナログで持っててお酒飲みながらジャケットを眺める…っていうのがいちばんぴったりの鑑賞法かも知れませんね(笑。

by parlophone (2008-08-14 00:53) 

MASA

私が嫌いなジャズ評論家は、ロックのよさが分からず、"カッコイイ"という概念が理解出来ず、よって電化マイルスのスゴさも分からず、美女ジャケばっかりにこだわって「いい、いい」と言ってるアホな人、T.Y.です。
ここまで言えばお分かりかと思います(笑)。

by MASA (2008-08-14 02:06) 

pinkisland

寺島さんは数年前まで、結構好きで読んでいた時期がありました。評論というか、レコードに対する執念みたいのが好きでした。

おっと失礼しました。おお、再発されるのですね。1996年5月22日に、この2枚発売されていたのですが、当時私も知りませんで、後になってから知りました。ビデオアーツから税込2,000円でした。3%の時代でしたね。

その後、秋葉原のレコファンで中古でこの2枚が売ってまして、「オフロ」はゲットしたのですが、「踊り子」まではお金がなかったので買えませんでした。いまだに悔やんでいたのですが、これで安心して寝られます(ウソ)。
by pinkisland (2008-08-14 07:03) 

parlophone

>私が嫌いなジャズ評論家は、ロックのよさが分からず、
>"カッコイイ"という概念が理解出来ず、
>よって電化マイルスのスゴさも分からず、
>美女ジャケばっかりにこだわって

やっぱり予想どおりでした^^
文章はおもしろいんですけどね~(笑。
by parlophone (2008-08-14 11:38) 

parlophone

pinkislandさん、どうもです。
あらあら実名出しちゃいましたね(笑。

>レコードに対する執念

たしかにそれは感じますよね。
あと、オーディオへのこだわり。

>1996年5月22日に…ビデオアーツから税込2,000円でした

お~、そうでしたか。
発売から1、2か月して一生懸命CD ショップの棚探したんだけど、影も形も残っていませんでした(笑。

>これで安心して寝られます(ウソ)

いやいや、2つで1セットですから(笑。
お気持ちはよくわかります^^
by parlophone (2008-08-14 11:48) 

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