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ビートルズのモノラル盤ボックス・セット "MONO LP BOX" [BEATLES]

もうみなさんご存知だと思うが、イギリスで9月8日(米国9月9日、国内では9月10日)に、ビートルズのモノラル盤のLPを集めた「THE BEATLES MONO LP BOX」(仮)がリリースされる。
1963年リリースの『PLEASE PLEASE ME』から1968年の『The BEATLES』(通称ホワイト・アルバム)までのUKオリジナル9タイトルに、当初アメリカでだけリリースされた『MAGICAL MYSTERY TUOR』、そしてアルバム未収録曲をあつめた『MONO MASTERS』(3枚組)の、合計11タイトル、14枚組LPと、108ページのハード・カヴァーを収めた豪華ボックス・セットだ。

(analogplanet.comからお借りした画像を6点追加しました―6月20日)

CAPLP63379.jpg



2009年にモノラルCDを集めた『BEATLES in MONO』がリリースされたとき、アナログ盤のリリースも予告されていた。
以来5年待たされたわけだが、待たされてよかった。
もしあのときすぐにリリースされていたら、当初アナウンスされたようにデジタル・リマスターを用いたLPになっていただろう。
しかし今回のアナログ盤は、オリジナルのアナログ・テープからリマスタリングされた正真正銘のアナログ盤。
現在、リイシューの世界での基準はアナログ・マスターだからこれは当然だ。

02.jpg
1/4インチのオリジナル・アナログ・マスター・テープ

マスタリングにあたったのはシーン・マギーとスティーヴ・バーコヴィッツ。

06.jpg
マスタリング・エンジニアのSean Magee(左)とスーパヴァイザーのSteve Berkowitz

デジタル・テクノロジーはいっさい使わず、オリジナル・アルバムと当時のカッティング・エンジニアたちが記録したトランスファーの詳細にもとづいて60年代とまったく同じ手順でカッティングを行ったという。

03.jpg
マスター・テープの再生に使われたSTUDER A80

04.jpg
カッティング・レースとカッター・ヘッドは Neumann の VMS-80 と SX-74

さて、いちおうオリジナルのモノラル盤をもっている身としては、わざわざボックス・セットを買う必要はない。
今回は単独での購入も可能だからだ。

そこで、オリジナル盤をチェックしながら自分なりのウォント・リストを作ってみた。
みなさんもぜひご自分の予定を教えていただきたい。

なお、アルバム・タイトルのあとの記号は

=どうしても買います!
◎=ほしいよぉ、ほしいよぉ
〇=あったらいいなあ
△=どうしようかな、う~ん
×=いらね

という意味。
その下の数字はもっているオリジナル盤のマトリクスの枝番を表している。
もしお分かりにならないところがあったらこちらをご覧ください。

『PLEASE PLEASE ME』 
1N/1N (Gold)
1N/1N (Parlophone rim)
1N/1N (Gramophone rim)

ゴールド・パーロフォンの破壊力は聴いたことのある人ならみなさんご存知のはず。
息子の悠が連れてきた吹奏楽部の友だちや、吹奏楽団の団友も、みんな一様に驚いた最強のモノラル盤。
このオリジナルの音をどれくらい再現できてるか。
ま、この1枚あれば今回のリイシューがどの程度のものか判断できる、そういう意味では試金石的1枚だ。
シーンくんとスティーヴくんのお手並み拝見というところ。

01.jpg
制作中のジャケット

『with the beatles』 
1N/1N
1N/1N
5N/5N
7N/7N
8/8   ('81 reissue)

1N/1Nは俗に"ラウドカット"と呼ばれているもの。
ところがうちにある2枚は、どうもパッとしない。
確かに音はでかいんだけど低域が薄いんだよね。
『PPM』とおなじカッティング・エンジニア(1Nの"N"はおそらくエンジニアのイニシャル)だと思うのだが、その差はどこからくるのだろう。
そういう意味でもリイシューに期待。


『A HARD DAYS NIGHT』 〇
3N/3N
3N/3N
3N/3N   ('81 reissue)

3N/3Nはファースト・プレス。
音も悪くないので。


『FOR SALE』 
4N/4N
5/3N   ('81 reissue)

むかしはすごく好きだった『FOR SALE』だが、セカンド・プレスの4N/4Nとリイシュー盤をもっているだけで、ファースト・プレスの3N/3Nは手に入れられないまま。
これはぜひほしいな。


『HELP!』 〇
2/2
2/2

むかしはジョンのヴォーカルが切実なタイトル曲のモノラル・ヴァージョンが大好きだった。
でも名曲揃いなのに、なぜかあまりターンテーブルに載ることのない可哀そうな名盤。
2/2はファースト・プレスだが、1枚はまあまあ、1枚はパッとしない音。
おなじマトリクスでこれだけ音が違うのも珍しいと思う。


『RUBBER SOUL』 
1/1
1/1
4/4
4/4
4/4

1/1は俗にいう"ラウドカット"。
これも迫力はハンパない。
でも、ものすっごく好き!というわけでもないのに5枚ももっていて、しかもおなじ4/4が3枚あるのもナゾだ(笑。
でもやっぱり買っちゃうね。

『REVOLVER』 
2/1
2/2
2/3
3/4   ('81 reissue)

A面のマトリクスはおなじでB面がちがうのを3種類もっている。
2/1はファンからは"マトリクス・ワン"と呼ばれている希少盤で、「TOMMORROW NEVER KNOWS」のミックス違いが収録されている。
いちばんよく聴くのはやっぱり2/1だ。
このオルト・ミックスがボートラで入っていたりしたら狂喜乱舞なんだけど、そんなことはないよね(笑。


『SGT.PEPPERS』 
1/1

今回レコード棚をチェックしていちばんびっくりしたのは、『サージェント』のモノラル盤を1枚しかもってないということ。
『サージェント』大好き人間のぼくとしては、これも不思議だ。
音的には満足なので、これ1枚あればいいっちゃいいのだが…。
もちろん買うよね!(笑


『MAGICAL MYSTERY TOUR』 
G6/G4

これはUS盤なので、マトリクスの表記のしかたがほかのものと違う。
よくも悪くも米盤的な、翳りのない音でおまけに深みもない。
これぞモノラル!というリマスタリングを期待したい。


『The BEATLES』(aka WHITE ALBUM)  
1/1/1/1
1/1/1/1
1/1/1/1 with E.M.I.
2/2/4/2 ('81 reissue)

悪くはないんだけど、やっぱりSTEREO盤のほうが魅力的な音だ。
上から下まで帯域が広く、重厚で繊細。
そんなモノラル盤があったら…という期待を込めて。


『MONO MASTERS』 

ここでしか聴けないモノラル曲がたくさんあるのでこれは外せない。

05.jpg
"MONO MASTERS"のマスター・テープ

ああ、でもこうしてチェックしてみると、けっきょく全部買っちゃうんだろうなあ。
じゃあ最初からBOX SETかあ orz


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コメント 24

MASA

「A HARD DAY'S NIGHT」と「HELP!」以外全部欲しいんじゃないですかー(笑)。

まあワタシもBOXは買わずに数枚買う程度だと思っているのですが、買わない最大の理由はSTEREO盤の時のように実際に買ってみてガッカリというのが気がかりで、今回も音質的な部分で過度な信用はしていません。

まあカッティング・エンジニアのお手並み拝見というところですね。
by MASA (2014-06-19 01:42) 

やまちゃん

80年代に2回、国内盤モノLPが発売されたことありました
私が知ってるのは86年の赤帯のボックスセットで、そっちはイエローサブマリンがありますが、イエローサブマリンのオリジナルモノミックスはありませんから、たぶんステレオをミックスダウンしたと思われます

もち私は買いませんし、2009ステレオ黒ボックスLPも持ってません
単独で買うとしたら、Sgt.Pepper'sはWhite Albumになると思いますが
過去の国内盤モノLPも探せばありますが、たぶん高価
今回はいくらになるんだろう
まあでも相当のマニアはやっぱり買うんでしょうなあ
とくに私はビートルズモノの拘りは中毒になってるくらいですから(笑)
US BOX、JAPAN BOX、MONO LP、 次は何が出るんでしょう
by やまちゃん (2014-06-19 07:46) 

garcia

初めまして。
ブログはよく拝見さしてもらってます。

ところで今回のモノラル盤はやはりモノラルカートリッジで聞かないと意味がないですか?
by garcia (2014-06-19 17:37) 

parlophone

MASAさん、どうもです。

MASAさんも記事にされてたんですね。
昼休みに読ませていただきました。
あとでコメントにうかがいます^^

>「A HARD DAY'S NIGHT」と「HELP!」以外全部欲しいんじゃないですかー(笑)

記事を書いてみたらそうなっちゃいました(笑。

>まあワタシもBOXは買わずに数枚買う程度だと思っているのですが

そうですよね~。
オリジナルをもっててわざわざリマスターを買う理由は?
と尋ねられれば、「そこにリマスターがあるから」(爆

ただ、最近のMusic MattersとかAnalog Productionの復刻LPがまた、音がいいんですよ。
ついつい期待してしまいます^^;
by parlophone (2014-06-19 20:10) 

parlophone

やまちゃんさん、こんばんは~。

>80年代に2回、国内盤モノLPが発売されたことありました

ですね。
UK盤は81年ですが、国内盤は82年と86年に出てますね。
おっしゃるとおり『イエロー・サブマリン』はステレオ・ミックスをモノにしただけの"にせモノ"です。

>単独で買うとしたら、Sgt.Pepper'sはWhite Albumになると思います

そうですね、順当な選択だと思います。
記事に書いたように「TOMMORROW NEVER KNOWS」の別ミックスが入れば別ですけどね^^;

>次は何が出るんでしょう

うわさだけが先行している映画『レット・イット・ビー』のBlu-rayを早く出してほしいですよね。
by parlophone (2014-06-19 20:17) 

parlophone

garciaさん、はじめまして。
ようこそいらっしゃいました。
管理人の遼(parlophone)と申します。
今後ともよろしくお願いします。

>ところで今回のモノラル盤はやはりモノラルカートリッジで聞かないと意味がないですか?

いえいえ、意味がないなんてことはないと思いますよ。

ご存知かもしれませんが、ステレオとモノラルでは何が違うかというと、カートリッジの動きですよね。
モノラル盤は横方向への動きで溝が切られているのに対して、ステレオ盤の溝は上下左右に動きます。
モノラルのカートリッジでモノラル盤を再生すると、横への動きだけで発電するわけですが、ステレオ・カートリッジでモノラル盤を再生した場合、たとえばホコリやノイズのために針が上下に動いた場合、そこで発電してしまって再生音に影響を与えるわけですね。
ですから、モノラル・カートリッジのほうがベターではありますが、ステレオ・カートリッジで再生しても、モノラルのよさはじゅうぶん味わえると思います。

とりあえずステレオ・カートリッジで兼用しておいて、機会があればモノラル・カートリッジも試してみられるといいのではないでしょうか。
by parlophone (2014-06-19 21:37) 

まるせいご

こんばんは。
紹介して下さり、ありがとうございます。

>マスタリングにあたったのはシーン・マギーとスティーヴ・バーコヴィッツ。

音が気になる~。。。

>みなさんもぜひご自分の予定を教えていただきたい。

良く聴くLPはRUBBER SOUL と REVOLVER です。この二枚、そこそこ痛みましたのでMONO盤LPに買い替えたい所であります。
私はジャズ家ですのでビートルズのLPを多く所有しておりません。ですのでこの機会に輸入盤のBOXでも、との思いがあるのですが。。。
by まるせいご (2014-06-19 22:04) 

parlophone

まるせいごさん、こんばんはー。

>シーン・マギーとスティーヴ・バーコヴィッツ

ぼくはこの二人のことをよく知らないんですが、Sony LegacyとかMFSLとかでも仕事をしてるみたいですね。

>私はジャズ家ですのでビートルズのLPを多く所有しておりません
>ですのでこの機会に輸入盤のBOXでも、との思いがあるのですが。。。

上のコメントでMASAさんも書いていらっしゃいますが、Rockの復刻はJazzの復刻ほど方法論が確立されていないように感じます。
最近のJazzのリイシューはほんとうに素晴らしいものが多いのですが、はたして今回のBeatlesはどうなりますことやら…。
by parlophone (2014-06-20 01:19) 

Dr.T

遼さん、おはようございます。今回のmono LPはどうでしょうかね〜。大いに気になりますが、ちなみにジャケットは日本製作なのでしょうか?ご存知ですか?
by Dr.T (2014-06-21 08:14) 

路傍の石

遼さん、どうもです。
前回のリマスターSTEREO LPが賛否両論で売れ行きも話題ほどではなかったことから、猜疑心はそう簡単に拭いきれないでしょうね。これはビートルズとしては惨敗に近い結果だったかもしれません。その反省もあって、今回はこれまでと大きく違うプロセスを踏んでます。一番の注目点は、外部の人間を招聘して作業に当たったことです。そう、リマスタリング監修のスティーヴ・バーコヴィッツ氏です。この人はアビー・ロード内部の人間ではありません。ソニー・レコードの主にレガシー・レーベルのリイシュー関連を手掛けてきたプロデューサーです。 そしてこの人が近年手掛けた超大物のMONO LP BOXがありました。それを聴けばこの人の手腕の大きさがわかると思います。

Dr.Tさん、こんにちは。遼さんに代わって回答しますね。ジャケットは今回フリップバック仕様ということで大きな話題になると思いますが、これは海外製作のようです。詳しくは公式サイトの動画をご覧いただけるとよろしいと思います。
by 路傍の石 (2014-06-21 09:34) 

parlophone

Dr.Tさん、こんにちはー。

>ジャケットは日本製作なのでしょうか?

上で路傍さんがすでに答えてくださっていますが、今回はすべて英国製のようです。
しかし今までと違って(あ、言っちゃいけないか?笑)気合が入ってます。

画像を追加しましたのでご覧ください。
by parlophone (2014-06-21 12:53) 

parlophone

路傍さん、どうもです。
コメントありがとうございます。

ちょっと調べたら、ディランやマイルスの復刻を手がけた人のようですね。
ぼくは両方ともアナログのモノラル盤は聴いたことがないので(ディランもマイルスももっているモノラル盤はオランダのMusic on Vinyl社のものです)、未知の人ですが、さてお手並み拝見ですね(笑。
by parlophone (2014-06-21 12:59) 

Dr.T

遼さん、こんばんは。いやですね、英国人がまるっきりファーストプレス当時まんまのジャケを作るなんてはなっから考えられない訳ですよ。だいたい今回の宣伝用の写真を見てですが、white albumのナンバリングが黒色ってとこだけとってもほぼ明らかな訳でして。美麗コーティングぐらいは再現するんでしょうけど、フィリップバックにしただけでも良しとしよう的な、日本人コレクターにとってはため息が出る結果になりそうなんで、日本のEMIレコード(だったかな?)が自ら手を挙げて日本国内向けの分だけでも受注生産扱いで作ってくれないかな〜という。えっ、音はどうでもいいのかってですか?期待はしてますが、いまのデジタル技術のレベルではオリジナルを凌駕することはまだ無理でしょうからね〜。遼さんはいかがお考えですか?
by Dr.T (2014-06-21 21:11) 

parlophone

Dr.Tさん、おはようございます。

>英国人がまるっきりファーストプレス当時まんまのジャケを作るなんて
>はなっから考えられない訳ですよ
>white albumのナンバリングが黒色ってとこだけとってもほぼ明らかな訳でして

なるほど~。そうかもしれませんね。
ただ、海外のディーラーの画像を見てはじめてwhiteにナンバリングがあることを知りましたが、もし今回オリジナルどおりにヴィニール・コーティングされるとしたら、その上から打ったナンバリングは、しばらくすれば色が剥げていい感じになるかもしれませんね(笑。

>日本のEMIレコード(だったかな?)が自ら手を挙げて日本国内向けの分だけでも受注生産扱いで
>作ってくれないかな〜という

いまはユニヴァーサルですね。
かつてCDのMONO BOXのときは紙ジャケを日本のメイカーに作らせて、その出来が非常に高く評価されましたからね。
おっしゃることはよ~くわかります。

>いまのデジタル技術のレベルではオリジナルを凌駕することはまだ無理でしょうからね〜

今回はいっさいデジタルフリーなのではないでしょうか。
オリジナルのマスター・テープからリマスタリングして、新たなアナログ・マスターからスタンパーを作ると思います。
なので、あとはシーンくんとスティーヴくんの感性にゆだねられてると思うんですが…。
by parlophone (2014-06-22 10:05) 

Nadja

私は思考回路が単純なので、あまり考えずにすぐに予約しました。

まあ、それでU.S. Albumsのように頭にくれば来たで仕方ないというような感じです。

過去にも失敗した買い物は沢山ありますが、それはそれで、想い出づくり的なスタンスです。

中学生の時に、秋葉原の石丸電気でJames Paul McCartneyのBootlegを買って、帰りに一緒に行った友達に誘われ、生まれて初めて吉野家の牛丼を食べました。
感激しましたねぇ。松田優作よりちょっと早く、「何じゃこりゃ~!」って言ったはずです。

SWEET APPLE TRAXを買ったのは新宿で、disk unionまで行く道で、「個室ヌード」という看板をいくつか目にして、なんて猥雑な街なんだ!大人になったらまた来よう!と思ったものです。

今回のBOXを買う時にも、何かしら生きてる証しがある事でしょう。lol
by Nadja (2014-06-29 21:03) 

parlophone

Nadjaさん、こちらにもありがとうございます。

>私は思考回路が単純なので、あまり考えずにすぐに予約しました

ぼくもけっきょくBOXをHMVで予約してしまいました(汗。
いまからどこに置くかで悩んでいますTT

>中学生の時に、秋葉原の石丸電気でJames Paul McCartneyのBootlegを買って、
>帰りに一緒に行った友達に誘われ、生まれて初めて吉野家の牛丼を食べました
>感激しましたねぇ

いいですねー。青春ですねー。
ぼくは熊本生まれの大学から福岡なので、ブートを手にしたのは社会人になってからですね。
大阪のLPコーナーだったかなあ。
吉野家の牛丼はいつだろう?
まったく覚えてないや…(笑。

>SWEET APPLE TRAXを買ったのは新宿で、disk unionまで行く道で、
>「個室ヌード」という看板をいくつか目にして

へえ、そうなんですか。
3月に新宿のユニオン行きましたけど、いまでもあのあたりはちょっと猥雑な感じで活気がありますね。
むかし新宿だったか渋谷だったかにDisk Roadという輸入盤のたくさんある店があって、そこでBLUE NOTEのアルバムをたくさん買った思い出がありますね。
by parlophone (2014-06-29 23:05) 

Nadja

いつもレスありがとうございます。

熊本なんですね。
私、低血圧なんですけど、高校の修学旅行が九州一周で、
阿蘇山を、みんなでダッシュで登って、気分悪くなってしまって、
火口に向かって吐いてきてしまいました。
熊本県民の皆様、どうもすみませんでした。

私、神奈川県生まれですが、秋葉原は遠かったですよ。
情報量の少ない時代でしたでしょ。
ブートレグは石丸電気が多いという、本当だか嘘だかわからない情報で石丸電機まで行って買ってましたね。遠かった。
新宿は1時間もかからないでいけるんですが。

今のビートルズクラブ。当時のビートルズシネクラブですね。
横浜でちょくちょくフィルムコンサートみたいなことをやっていて、
よく見に行ったものです。
Magical Mystery Tourの字幕なしとか、A HARD DAY'S NIGHTの字幕なしとか。

中で女の子がキャーとか言いながら、スクリーンに向かってバシバシ写真を撮ってましたよ。
ジョンじゃないけど、いい商売だなと率直に思いましたね。
だって、フィルム流してるだけですものね。
研究用資料とかって建前でブートレグも堂々と売ってましたし。
しかも、それカセットテープにコピーしたものですよ。

いい時代だ。

私の兄が17年くらい前までですかね。
JAZZ喫茶やってました。
申し訳ないんですが、僕はJAZZはまったくといっていいほど知らないんですよ。
中本マリは好きでしたけど、あの方、何してるんでしょう。
あとJAZZというよりフュージョンとかクロスオーヴァーって言うんですかね。JAZZ-ROCKってやつです。
リー・リトナーのダイレクトカッティング3枚と普通のLP2枚。
それしか聴いたことないです。
あ、ジョージ・ベンソンもそっち方面ですかね。なんかライブを持ってたかもしれません。

本物のJAZZってのには縁がなかったですねぇ。
by Nadja (2014-06-30 00:52) 

parlophone

Nadjaさん、どうもです。

>気分悪くなってしまって、火口に向かって吐いてきてしまいました

あらあら、それは大変でしたね。
でも全速力で火口を目指す高校生、いいですね^^

>研究用資料とかって建前でブートレグも堂々と売ってましたし
>しかも、それカセットテープにコピーしたものですよ

そうなんですか。
公認のファンクラブなのに意外にイケナイやってたんですね。
おっしゃるとおりOldays but Gooddays ですね。

>私の兄が17年くらい前までですかね。JAZZ喫茶やってました

おお、そうなんですか!
全盛期はやはり70年代でしょう。
まだBLUE NOTEなどはなかなか手に入りにくく、オーディオも海外製品というと憧れであった時代にJBLのスピーカーでオリジナル盤を流す。

ぼくらはそれこそ神妙な顔つきで聴き入ったもんです。

90年代になると、そういうジャズ喫茶はどんどんなくなっていきましたね。
1杯250円とか300円のコーヒーで1時間も2時間もねばるんだから商売としては厳しいですよね。
そしてJAZZそのものがフュージョンやワールド・ミュージックに押されてしまいました。

あのころの友人でいまもJAZZを聴いている人ってどれくらいいるんだろうなあ。
by parlophone (2014-07-03 22:31) 

ブルーマンデー

parlophoneさん

はじめまして。素敵なサイトだなと思ってお邪魔しました。
よろしくお願いします。
もうすぐMonoボックス発売ですね。
私はリマスターや機材などに詳しくないし単純なので、「オリジナルマスターを使ってます!」とか書いてるだけで良い音なんだろうな、とか思っちゃいます。
(実際はテープの劣化とかあるんでしょうから、そこはエンジニアの腕の見せ所なんでしょうね)
私の場合モノ盤はあまり状態の良い盤を持ってないので、ウォントリストは全部☆で、多分ボックス買っちゃうと思います。
状態の良いオリジナル盤を2,3枚買うだけで軽く今回のボックス代に届きそうですし。
ですのでマギーさんとバーコヴィッツさんには限界ギリギリまで頑張って頂きたいと思います。

ところでジャズもお聴きになるんですね。
私は最近ジャズにはまりまして、今はもっぱらピアノものばかり聞いています。(サックスメインだとどうも苦手です...)
ビルエバンス、キースジャレット、エロールガーナー、アーマドジャマル、デュークジョーダン、ドンフリードマン、レイブライアント、等...(好きなのを羅列してみました^_^;)
ギターも良いなと思うのですが、あまり知らないです。
ピアノばかりであまり詳しくないので、宜しければピアノもの以外でもオススメがありましたら是非教えて頂ければと思います(^_^)
by ブルーマンデー (2014-08-20 11:52) 

parlophone

ブルーマンデーさん、はじめまして。
ようこそいらっしゃいました。
管理人の遼(parlophone)と申します。
どうもレスが遅くなってしまい申し訳ありません。

>状態の良いオリジナル盤を2,3枚買うだけで軽く今回のボックス代に届きそうですし
>ですのでマギーさんとバーコヴィッツさんには限界ギリギリまで頑張って頂きたいと思います

たしかにそうですね。
7月の終わりに東京で開かれた試聴会に参加した方々の感想ものきなみ高評価でしたしね。

ぼくも現在はBoxを注文しています。
ただ、最初のオーダーをキャンセルして別のところにオーダーしなおしたので、到着は9月15日ぐらいになりそうですが…(^^;

>宜しければピアノもの以外でもオススメがありましたら

ぼくもジャズの聴きはじめはピアノが多かったですね。
アマド・ジャマルだけは今も聴いたことがありませんが(汗)、エヴァンスもキースもデューク・ジョーダン、レイ・ブライアント、みんな好きなピアニストです。

じつはメインサイトに「ジャズの愛聴盤」というコーナーがありまして、そこでもお気に入りのディスクを紹介しているのですが、ふつうのガイドブックには載らないようなものを中心に紹介してますので、ちょっとハードルは高いかもしれません(笑。

なので、どの本にも紹介してあるような王道のものばかりになってしまいますが、やっぱりこれはというものをご紹介します。

モダン・ジャズの巨人というと、やはりマイルスとコルトレーン。
マイルス・デイヴィス(トランペット)は『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』と『カインド・オヴ・ブルー』、コルトレーン(テナー・サックス)は『マイ・フェイヴァリット・シングス』と『バラード』がいいかな。
ちなみに『カインド~』はぼくの「むじレコ(無人島に1枚だけ持っていくとしたらこのレコード)」です。
『バラード』は1曲目の「Say It」が、ドラマで夜のバーなんかに場面が切り替わった瞬間によく流れてます(笑。
聴きやすくておススメです。
『マイ・フェイヴァリット~』はご存じ『サウンド・オヴ・ミュージック』の挿入曲ですが、高校生だったうちの娘がコルトレーン版を聴いて「かっこいい!」と感動してました。

トランペットはもう一人、リー・モーガンの『サイド・ワインダー』はいかがでしょう。
タイトル曲はかっこいいジャズ・ロック。

テナー・サックスではコルトレーンと並び称されるソニー・ロリンズの『サキソフォン・コロッサス』。
カリプソのリズムを使った「セント・トーマス」や「モリタート」が耳なじみのいい曲ですが、じつは最後の「ブルー・セヴン」が永遠の名演ですね。
テナーではスタン・ゲッツの『ゲッツ・ジルベルト』も、ジャズ界にボサノヴァ旋風を巻き起こした大ヒット・アルバムで、ゲッツのサックスはBGMとしても聴けてしまうところがスゴイと思います。

ピアニストがリーダーのアルバムでは、ソニー・クラークの『クール・ストラッティン』。
上記の『カインド~』や『サキコロ』と並んで、必ず上位にランクされる名盤です。
クラークのブルーなピアノもいいけれど、アート・ファーマー(トランペット)、ジャッキー・マクリーンの哀愁のアルト・サックスも泣かせます。
もう1枚、ハービー・ハンコックの『テイキン・オフ』、これも「ウォーターメロン・マン」がジャズ・ロックの名曲として有名です。

最後にドラマーのアート・ブレイキーの名盤を2枚ご紹介しておきます。
まず1枚目は『バードランドの夜 Vol.1』。
ハードバップ誕生前夜の歴史的なライヴで、トランペットのクリフォード・ブラウンの輝かしく瑞々しいプレイはもちろん、ルー・ドナルドソン(アルト・サックス)、ホレス・シルヴァー(ピアノ)、ダグ・ワトキンス(ベース)、そしてブレイキー、全員が火の出るようなホットな演奏を繰り広げます。
もう1枚は『モーニン』。
日本にファンキー・ブームを巻き起こしたタイトル曲が有名で、ピアノのボビー・ティモンズ(当時22歳)と上にも出てきたリー・モーガン(当時20歳)の若さあふれるプレイが堪能できます。

ということで11枚かな?ご紹介しましたが、まず『バラード』か『ゲッツ・ジルベルト』、『モーニン』あたりから聴いてごらんになるといいと思います。

by parlophone (2014-08-24 14:38) 

ブルーマンデー

parlophoneさん
沢山紹介してくださりありがとうございます。
ピアノにばかり偏って聴いていたので、王道物を紹介して頂けて嬉しいです。
お恥ずかしながら、紹介して頂いたものはエヴァンス繋がりでマイルスのカインドオブブルー以外まともに聴いた事がないですσ(^_^;)すごく良いですよね。
コルトレーンとハービーハンコックは少しだけ聞いたことがありまして、コルトレーンはラストライブが凄いとロック好きの友人が絶賛してました。高校生のお子さんにも「かっこいい!」と思わせるなんて、やっぱり良い音楽はジャンルや世代なんて関係無いですね(^_^)
ジャズの愛聴盤コーナーも少し拝見させて頂きました。
ほとんど聞いた事がないものばかりで、今後の楽しみが増えました(^_^)
今度またゆっくり拝見させて頂こうかと思います。
まずは最後に挙げて頂いた3枚を聴いて、それからマイルス、コルトレーンを中心に他のもゆっくり聴いていきます。
ありがとうございました。

新しいビートルズの記事も拝見させて頂きました。
いよいよもうすぐで、出来も良さそうで楽しみですね。
私は明日にでも予約します。がんばって節約しないとσ(^_^;)
by ブルーマンデー (2014-08-25 00:57) 

parlophone

ブルーマンデーさん、こんばんはー。

遼と呼んでくださいね、Parlophoneってめんどくさいので(笑。

>コルトレーンはラストライブが凄いとロック好きの友人が絶賛してました

そうなんですかー。
ぼくはマッコイとエルヴィンがついていけなくなって降りた以降は聴かないですね。
もちろん聞いたことはありますが、アルバムはもってません^^;

>マイルス、コルトレーンを中心に他のもゆっくり聴いていきます

そうですね。
幸いなことにいまは音のいいCDが安価でリリースされてるので、すごくいい時代だと思います。
また感想を聞かせてくださいね。

>私は明日にでも予約します。がんばって節約しないとσ(^_^;)

ほんとですね~。
ポールの『ヴィーナス・アンド・マーズ』と『スピード・オヴ・サウンド』も出るのでやりくりが大変です~
by parlophone (2014-08-25 23:13) 

よしけい

通りすがりで失礼します。
US盤(Capitol盤)とユニバーサル盤は何が違うのでしょうか??
詳しく解説しているところがなく。。
by よしけい (2014-09-02 11:47) 

parlophone

よしけいさん、はじめまして。
ようこそいらっしゃいました。

>US盤(Capitol盤)とユニバーサル盤は何が違うのでしょうか

これは今回のモノラル盤LPということですよね?
それであれば、メタル原盤の作成から、プレス、ジャケットの制作までドイツのオプティマル・メディアというところで行われるので、違いはないと思います。

では今後ともよろしくお願いします。
by parlophone (2014-09-04 02:12) 

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