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OPPOで『BLOW BY BLOW』のマルチを聴く [ハイレゾ・ミュージック]

仕事がハードで、なかなかBDP-105DJPの映像のインプレッションができません。
そこできょうは、消費税up前の駆け込み購入(笑)で仕入れたいくつかのソフトの中から、ジェフ・ベックの『BLOW BY BLOW』のマルチ・チャンネル・ヴァージョンをBDP-105DJPで聴いてみましょう。

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今回リリースされた〝SACDマルチ・ハイブリッド・エディション"は、オリジナル・アルバムのリリース当時に作られたUS盤4チャンネル・ミックス(QUADRAPHONIC)を5.1chにリミックスしたもので、SACD5.1ch/SACD2ch/CDの3層構造をもったハイブリッド盤。
2003年にUK盤として出てすぐ廃盤となったSACD5.1chとは別ミックス同じミックスのようだ。
4年ぶりとなる来日記念盤として3月26日にリリースされた国内盤は、日本独自の7インチ(シングル盤サイズ)の紙ジャケとなっている。

封入物も豪華で、
①アルバム発売時に『ダウンビート』誌等に載った告知ポスターの復刻版(75年当時Epic SONYの制作部で担当だった高橋裕二さんが、この広告を見て『ギター殺人者の凱旋』という邦題をつけたのは有名な話)
②「哀しみの恋人達」の国内盤シングル・ジャケの復刻版2種
③20ページの日本語解説
④US盤QUADRAPHONICのレーベルを印刷した特製インナーバッグ

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左上から、紙ジャケ、「哀しみの恋人達」のシングル・ジャケ2種、インナー、解説書(たてに広げたところ)、復刻版ポスター

ひとつひとつを拡大してみる。
まずシングル・ジャケ(来日記念盤、c/wシーズ・ア・ウーマン)。

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もう1種は左肩に「Epic Super Hits 2series」というロゴが付いている。カップリングは「迷信」。

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解説書の表紙。ブラックのレスポール・スタンダードがかっこいい!

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インナー。

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さらに7インチ・サイズの紙製のディスク・トレイがついていて、これにゴールドにカラーリングされたCDを載せると、パッと見シングル盤みたいに見える(笑。

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インナーとディスクを並べたところ

さて、さっそくディスクを105DJPでかけてみよう。
初期設定でSACDを載せたときはマルチ層が再生されるようになっている。

わお!
びっくりするぐらいリア・スピーカーの音が大きい!
ぼくの部屋はフロント・スピーカーの間隔が2.5メートル、フロントとリアのスピーカーの間隔が2.92メートルなので、ふだんはかなりリア・スピーカーに近いところで聴いている。
したがってマルチ・チャンネルのバランス設定はリアのヴォリュームを絞っていて、この状態でSACDやDVDオーディオのマルチを聴くと、リアのヴォリュームを上げたくなることが多いのだが、この『BLOW BY BLOW』にかぎっていうと、どういうわけか、かなりリアがでかい。

佐藤晃彦という人の解説によると、部屋の真ん中で聴くと、頭の中でギターが鳴っている感じになるそうだから、ずいぶん聴取位置をフロント寄りに移動しなければならない。
たしかにフロント・スピーカーから146センチの位置に耳がくるようにすればギターは頭の周辺で鳴っているように聞こえるが、目を閉じれば気にならないものの、目を開けるとスピーカーが目の前で違和感ありまくり(笑。

それでもなるべく気にしないようにして楽曲を聴いてみた。
基本的にはシンセサイザーやリズム・ギターはフロント左ch、クラヴィネットはフロント右ch、ドラムスとトーキング・モジュレーターはフロント・センター、リード・ギターとエレクトリック・ベース(曲によってシンセ・ベース?)は部屋の中央、セカンド・リード・ギターはリアに定位しているようだ。

ジャケットに貼られたシールには「各チャンネルにパンされた音は、まるで録音中の生音を聴いているかのような生々しさ」と書いてあるけれど、ギターにしろ、シンセにしろ、ベースにしろスタジオではアンプによって増幅された音を聴いているわけで、それを「録音中の生音」といわれても???となってしまうわけだが、たしかにディストーションをかけないリズム・ギターやドラムスはじつにリアルだ。

目眩めくフィンガリングで当時のギター・キッズをノックアウトした「Scatterbrain」や名曲「哀しみの恋人達 Cause We've Ended As Lovers」を聴いていると、さまざまな楽器のさまざまなフレーズが、叫ぶようにまた囁くように、自分の周りで現れては消えていき、まさにマルチでしか味わえない感動を味わうことができる。
個人的にいちばん気に入ったのは最後の「Diamond Dust」で、ギターやキーボードの変化する音色はもちろん、まるで凪いだ海のように部屋の中を満たすストリングスの美しさは筆舌に尽くしがたい。

ちなみにSACD 2chをAccuphaseで聴いて、Music On Vinyl社から出ている高音質リイシューLPと比較してみた。
結論からいえば、アナログ盤の太くて安定感のある音に比べるとSACD stereoはやや神経質で線が細く、このディスクはやはりマルチで聴くのが正解のようだ。

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左からSACD、リイシューのアナログ盤、2004年リリースの紙ジャケ
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コメント 4

Dr.T

遼さん、BBBはやっぱりUK初回盤に勝るものはないと思いますが…。久しぶりに聴こうっと。
by Dr.T (2014-04-14 20:51) 

parlophone

く~っ!
やっぱりそうですか。
A-1が「You Know What I Mean」じゃなくて「It doesn't Really Matter」になってるやつですね?
聴いてみた~い!!
by parlophone (2014-04-14 21:29) 

tetsupc2

遼さんこんにちは・・・
私も今回のSACDのBLOW BY BLOW買いました。
過去発売CDと比べると私のしょぼいオーディオでも圧倒的にいいですね!まるで別物みたいです。
でもでも!ですが英国オリジはこんなものではないですよ~
音はベックの華麗で繊細なピックさばきが鮮度高く聴けます、あくまでクリアでしかも腹に響く心地よい中低音が素晴らしくオーディオ評論家をうならせた名盤だけありますよ。
英国オリジのBLOW BY BLOWはそれ程高価ではないのでぜひ!オリジで聴いて頂きたいです。

by tetsupc2 (2014-04-17 11:02) 

parlophone

tetsupc2さん、こんばんは~。

>でもでも!ですが英国オリジはこんなものではないですよ~

そうなんですかー。
tetsupc2さんは貴重なオリジナル盤をたくさんお持ちですから、このアルバムも堪能されたんでしょうねー。
じつはぼくも何度かUKオリジを手に入れたいと思ったのですが、ジャケットの状態があまりよくないものが多くて…。
でもぜひ頑張って程度のいいオリジナルをゲットしたいと思います。
by parlophone (2014-04-21 23:17) 

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