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キサラギ [ぼくのシネマノート]

きょうご紹介する映画は『キサラギ』。
多くの方はご存知だと思うが、『それでもボクはやっていない』を抑えて2007年のブルーリボン賞作品賞を受賞したほか、2008年の日本アカデミー賞では優秀作品賞・優秀監督賞・優秀脚本賞・優秀助演男優賞(香川照之)の4部門で受賞した話題作だ。

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"遅れてきた清純派アイドル"如月ミキが「やっぱり駄目みたい。私もう疲れた。いろいろありがとう。じゃあね」というメッセージをケータイに残して死んでからちょうど1年。
ファンサイトで知り合った5人の男が1周忌の追悼オフ会を開催する。


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主催として部屋をセッティングしたのは「ミキにかんすることならだれよりも詳しい」自称如月ミキ愛好家の"家元"。
集まったのは福島で農業をやっている"安男"、雑貨屋で働く"スネーク"、追悼会の発起人である"オダ・ユージ"、無職の"イチゴ娘"という4人のファン。
初対面のかれらはグラビアやヴィデオを見ながらそれぞれの想い出を語り合い楽しく一周忌を過ごすつもりだった。
ところが、5人がそれぞれの思いをぶつけるうちに、ミキの死にまつわる疑問が次々に提出され、その真相がしだいに明らかになっていく…。

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追悼会が行われる部屋で5人のせりふだけで物語が進んでいく室内劇だが、たくみなプロットとユーモアとシリアスで緩急をつけた台詞回しで見るものを飽きさせない。
まるで舞台劇の映画化のようだが、実際の順序は逆で、映画が好評で舞台でも上演されることになった。

演じるのは小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、ドランクドラゴン・塚地武雅、香川照之という5人で、進境著しい若手や実力派だがヴァラエティに富んだメンバーが集まった。

原作と脚本は『ALWAYS 三丁目の夕日』の古沢良太、監督はテレビ・ディレクターの佐藤祐市。
如月ミキ本人の顔がなかなか出てこないのもうまい演出だ。

タグ:キサラギ
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